NO,2

大人になんかなりたくない!!
早く早く大人になりたい!!
日々時間が経つにつれ想いは変わるの

子供の頃からのずっと憧れてた夢は
何でも上手く行くものだって 誰からも喜ばれるものだって
そう… そう 信じてた でもね 現実は違って

大人達には夢を見ることすら許してもらえなかった

未来に僕達の夢は無いって
大人達にそう強く言い聞かされた

必死に抵抗しても大人達に伝わらなかった夢
今じゃ 若かった─ で片付けられる

期待なんかされてない

何も望まれてもいない

そんな世の中に生まれて

僕達は価値ある時代に生まれたの?って


過去は忘れて未来を生きろ
そう 大人達は言う

だけど一番 過去を引きずっているのは

大人達ではないだろうか

自分達が成し得なかったことを

人に押し付けて自分の夢を果たそうとしてるのではないかと

自己満足の世界に僕達は押し込められて

そうして きっと同じように夢を忘れて行くんだろう

若さだけが見せてくれる夢

永遠には続かない夢

僕達は今 どんな夢を見てるのだろう
成し得るも成し得ないもきっと僕達自身にかかってる

大人達には無い負けない強さで─